東浦町議会議員 こまつばら英治の時論公論

こまつばら英治の時論公論

男女共同参画について

「男女共同参画講演会」が東浦町で去る平成28年9月11日に開催されました。

男女平等の講演でしたが、私が思うところを述べさせていただきます。

 

まず、「差別」とは何か。「不平等」とは何か。この点は、曖昧にしてはいけない部分であり、曖昧にすることにより判断がしにくくなります。

ある人にとっては「差別」と思うことでも、他の人にとっては当然であると思うことが、曖昧にすることにより多く発生します。

男性と女性は、性別が違うのだから、それを平等に扱うこと自体が無理な話であるという意見も出てきます。何を「差別」「不平等」と言うのか、この議論が一番大切なことであると思います。

 

「差別」とは、何らかの理由で不公平に対応することであり、対応が違っていても、それが公平な違いであるならば差別ではないと考えます。対応が同じであっても、同じにすることが不公平であるならば差別にあたると考えます。

 

「不公平」の基準は、時代の変遷によっても異なります。一般的に、人種、民族、社会的地位、性別、障がいなどで扱いを変えることは不公平と言われます。江戸時代においては、女性は家事に専念するという考えは武士の妻であり、農民の妻は夫とともに農業の働き手として従事していました。映画でジョン・F・ケネディ大統領を題材にした場合、大統領役に白人を選ぶことは不公平と言われません。雇用する側、雇用される側においては、雇用する側よりも雇用される側の方が弱い立場にあることから、強い立場にある雇用する側に厳しい規定が設けられていますが不公平とは言われません。

 

差別や不公平を論じる場合は、何をもって判断するのかは複雑で複数の視点から考えなければならず、一概には言えないのです。

 

また、「平等」には、「機会の平等」と「結果の平等」があります。この2つの平等の認識を深める必要性があるとも考えます。「機会の平等」「結果の平等」のどちらも求めるのか、「機会の平等」のみを求めるのか、「結果の平等」を求めるのか、事案によって異なると考えます。

 

議員の女性比率が少ないとの意見もあります。

誤解をしていただきたくはないのですが、例えば前回の東浦町議会議員選挙において、議員定数16人に対して、立候補者は男性11人、女性7人の18人でした。当選者は、男性9人、女性7人(立候補者全員当選)であり、女性比率は44%です。「機会の平等」「結果の平等」と言い切れないかもしれませんが、数字だけで判断すると平等とも取れます。

今までとは議会の構成員が相当変化しました。そして、現在の体制になってから1年6か月が過ぎました。

これは一つの例であります。

 

私は、「差別」「平等」については、社会的に議論を広め、積み重ねて概念を構築するものであり、格差の実態や領域の特性に応じても判断が変わってくるものであり、一概に語ることはできないことであると考えます。

 

 

 

 

| 平等 | 18:07 | comments(0) | - |
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