東浦町議会議員 こまつばら英治の時論公論

こまつばら英治の時論公論

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「表現の自由」の意義
「表現の自由」は、個人主義の観点から「思想の自由市場」という考え、さらには民主主義の基礎として、その重要性が説かれる。表現の自由は、もっとも権力によって傷つけられやすい性質の自由であるから、その重要性を認識することが重要となる。

第一は、言いたいことを言うことは人間の本性である(表現の自由の個人的効用)。表現の自由は、精神的・知的存在である人間の尊厳に関わる人権である。
第二は、人が考えを自由に発表し合うことによって、各個人が「真理」に到達するとともに、社会全体としても正しい結論に到達することができる(社会的効用)。
第三は、民主主義にとっては、主権者である国民が自由に意見を表明し、討論することによって政策決定をしていくことが本質的な要素であり、自由な意見発表と討論を保障するものとして表現の自由は重要である(民主主義的効用)。

表現の自由は、「優越的地位」にあるというが、これは、表現の自由は他の人権よりも不当な制限を受けやすいので、合憲性の審査はより厳密にすることが要求されるということを意味している。経済的自由を制限する立法については、原則として「合憲性の推定」が認められるのに対して、表現の自由については厳しく審査するという意味である。他の人権は、表現の自由よりも重要ではないということを意味してるのではなく、人権に序列をつけるという考えでもない。

表現の自由に対する制限は、当該表現行為が他人の人権と衝突するという場合にだけ認められる。表現するという行為自体を禁止することは勿論、特定の方法での表現(場所・時間など)を禁止することも表現の自由の侵害となる。表現行為は、他人の存在を前提とするので、他人の権利を侵害することがある。

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