![]() 2019.10.07 Monday
東浦町芸能祭
令和元年10月6日、東浦町文化センターにて「第69回 東浦町芸能祭」が開催されました。 東浦町は、今年の6月1日で町制71周年を迎えましたが、今回が第69回東浦町芸能祭ですので東浦町施行後の期間とほぼ同じであり、伝統ある芸能祭と言えます。
舞踊、詩吟、詩舞、民謡、民踊、太鼓、太極拳等の日頃の稽古の成果を披露されました。お一人お一人が楽しそうに披露されていらっしゃるのが印象的でした。
皆さんの発表を拝見し、楽しませていただきながら、一方では「芸能とは?」と考えていました。芸能祭開会の冒頭の主催者あいさつで、加藤龍雄会長さんは「・・・・・。時代はデジタルだけれども、芸能はアナログである。・・・・・」とおっしゃっていました。
芸能の定義づけは難しい。人間の身体をもって表現する技法と形の伝承。時と場所を限定した瞬時の演技演奏によって表され、それがただちに消滅するので瞬間芸能とも呼ばれる。芸能は元々中国の言葉で、芸は実践すべきものとし、「六芸」と称して、礼(礼儀作法)、楽(歌謡音楽)、射(弓術)、御(馬術)、書(学問)、数(算術)を芸能とした、等々言われています。
今回皆さんが披露された芸能を拝見し、昨今「伝承問題」という言葉はどの分野にもあてはまると改めて感じさせられました。小学生の女子が舞踊を披露しましたが、その舞踊を拝見しながら嬉しくもなりました。
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