東浦町議会議員 こまつばら英治の時論公論

こまつばら英治の時論公論

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条例の法的適格性〜規範性
一定の政策ないし施策を条例とする場合、それが地方公共団体の権力をもって住民にその遵守を要求し、その実現を強行することにふさわしいものであるかどうかという点を吟味しなければならない。地方公共団体が一定の行政上の目的を実現するための手段は、決して一様ではない。補助金の支出やその他の財政上の措置を講ずることが最も効果的である場合もあり、行政指導や行政広報によって成果を期待することができる場合もある。また、法の権威をもってその遵守を要求しなければ、その目的を達成することが困難な場合もある。異なった目的に応じて、それを達成するための手段・方法もまた異なるのが通常である。

これらのうち、自治立法の形式である条例の対象として取り上げられるべきものは、立法という手段によってその実現をはかるにふさわしい性質のものに限定されなければならない。地方公共団体の権力の裏付けによって遵守を強要することが適当と思われるもののみが、条例の対象として取り上げられるべきである。一定の行政目的の実現を追求することが正しいからといって、直ちにそれを条例の対象として取り上げるべきだということにはならない。

もっとも、条例の内容として取り上げられるべき事項について、絶対的な基準があるわけではない。その地域社会における法感情に照らし、それぞれの場合に応じた判断が加えられて制定されたものや、時代の推移によって生活環境の変化から従来は法的規制の対象とするべきではなかったものに法的強制を加える必要が生ずる場合があるであろうし、またその逆もある。

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