東浦町議会議員 こまつばら英治の時論公論

こまつばら英治の時論公論

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二元代表制
JUGEMテーマ:地方議会
 地方議会は、議院内閣制の国会とは異なり、首長と議員がそれぞれ直接選挙で選ばれる二元代表制を採用している。首長、議員が住民に対して責任を持つというこの制度は、大統領制度に近く、首長に強大な権限が集中している。

 二元代表制は、一元的な代表制に基づく議員内閣制とは当然ながら異なった政治状況をつくり出す。国会が内閣総理大臣を指名し、内閣総理大臣が国務大臣を任命し組織する議院内閣制と二元代表制の根本的な違いの一つに、与野党という概念の差異がある。国会においては党派と内閣の間には、制度上の与野党が形成され、与党は内閣と協調的な関係をもち、野党は内閣に批判的な立場に立つことが多い。

 これに対して、二元代表制は、首長は住民の直接選挙によって選ばれる。従って、首長と議会の間には議院内閣制のような制度上の与野党関係は存在しない。また、議会と首長は、両者ともに公職選のため、権力が二分されるものの、ともに民意の代表機関として存在する。

 首長と議会は、互いに補完し合い地方自治を遂行していくことが重要である。議会は議決機関としてのみならず、チェック機関として住民の目の届かない事象を照らし出すべきであるという理念に加え、「地方自治は民主主義の学校である」との言葉どおり、住民感覚を体現する議会と行政の代表としての首長が揃い踏みし、豊かな民主主義の基盤をつくっていかなければならないと考える。

 民意の集約と調整、そして多様極まりない政治課題の解決を図るための地方議会である。司法、立法、行政の三権分立構造が確立している国政とは異なり、司法部門を持たない地方政治では、議会は立法、首長及び執行部は行政であり、この両輪がチェックアンドバランス構造の元で機能すべきである。

| 議会 | 15:37 | comments(1) | - |
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| - | 2016/06/16 5:43 PM |










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